GREETING ご挨拶

世の中に誰かがやらなくてはならないことがあるなら、僕はその誰かになりたい!


29歳の時、会社を辞めて、カンボジアでの平和構築活動に飛び込みました。電気も水道も、当初はトイレもなかった貧しい村に住み込んでの活動。ルームメートだった同僚が活動中に襲撃されて命を落とすなど過酷な活動の中で学んだことは、真実は現場にこそあること。そして政治は本来、権力に翻弄される弱い立場の人々に寄り添い、支えるためにあるということです。

でも現実の政治は違います。私はこの現実を変えたいのです。

私は今、浪人9年目になります。衆議院選挙に落選してからは、地域をくまなく歩き、様々な声を聞かせて頂く一方、人材不足に悩む日本の中小零細企業とアジアの若い人材を繋ぐ仕事をしながら、ライフワークである平和構築活動に取り組んできました。生きることの難しさ、大変さを自分自身も当事者として痛感しながら、この間、人々が必死に生きる現場を歩いてきました。

庶民は新型コロナウイルスによって大きな不安を抱えながら毎日を懸命に生きています。今の政治は本気で国民に寄り添う気持ちがあるのか?浪人生活を送る中で、様々な政治の課題が見えてきました。

問題の本質のひとつは庶民の声を政策に反映させるシステム自体が欠如していることです。この仕組みを作ることを再び国政に挑む上の大きなテーマにしたいと思っています。

世界では、このシステム作りが進化を続けています。

先日、台湾におけるコロナ対策で大きな成果を挙げたオードリー・タンIT担当大臣と対話しました。彼女は『誰も置き去りにしない社会』を作るため、デジタル技術を使い、国民が生活の中で直面する問題、そして不条理を政府に伝える仕組み、その解決のために新しいアイデアをみんなが出し合い、より良い制度を作る仕組みを作りました。これが今、社会を劇的に変えています。

日本では安倍・菅政権下で政府が情報を独占し、公文書を書き換え、統計を偽造する。こんなことが当たり前になってしまいました。

こんな政治は終わりにしましょう。保身のために政権が情報を隠す政治から、国民に積極的に情報を提供し、国民と政治が双方向の議論を重ね、困難な問題に一緒に立ち向かっていく。こんな政治に変えましょう。このような仕組みを作ることで、小さな声、声なき声を政策にすることができます。このための新しい政治、一緒に実現しましょう!

 

岐阜県第3区 阪口直人